「お葬式」の日本史いまに伝わる弔いのしきたりと死生観
新谷尚紀
ISBN13桁 | 978-4-413-04063-1 |
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ISBN10桁 | 4-413-04063-5 |
Cコード | C0221 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 192ページ |
定価 | 770円(本体:700円) |
出版年月日 | 2003年7月15日 |
初めて火葬に付された人物にまつわる歴史の影、室町にさかのぼる位牌・香奠、足利義満の遺影、自由民権運動のさなかの新聞のお葬式、近代化にともなう霊柩車・社葬のはじまり・・・。人生の最後の儀式、お葬式の変遷は、歴史とともに変容をとげた。それは政治体制、宗教、文明文化と複雑にからみあう。歴史研究においては瑣末な事柄だと思われるお葬式の日本史も、人間のいとなみとして見過ごすことはできない。いままでとは違った角度から日本史を見つめ直す一冊。
監修者紹介
新谷尚紀(しんたにたかのり)
国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。社会学博士。1948年広島県生まれ。早稲田大学史学科卒業、同大学大学院博士課程修了。柳田國男の著作を読み、民俗学の道を志す。著書に『なぜ日本人は賽銭を投げるのか』『神々の原像―祭祀の小宇宙』『両墓制と他界観』『日本人の葬儀』など多数。
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