脳の寿命を決めるグリア細胞
岩立康男
ISBN13桁 | 978-4-413-04637-4 |
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ISBN10桁 | 4-413-04637-4 |
Cコード | C0247 |
判型 | 新書判 |
ページ数 | 192ページ |
定価 | 1023円(本体:930円) |
出版年月日 | 2021年11月15日 |
グリア細胞とは、脳の80%を占める細胞のこと。
一般的に脳といえば「ニューロン」が脚光を浴びてきたが、じつは、メンテナンスをはじめ、思考や記憶、学習、情動…など、重要で、多岐にわたる働きを持つのは、”陰の立役者”ともいえるグリア細胞であった。このグリア細胞の脳における存在意義と役割を知らないと、誤った使い方をしやすく、どんどん脳の寿命を縮めてしまう――。
現役脳神経外科医が解説する、グリア細胞からみた新しい“脳の守り方”。
《目次》
第1章 脳はグリア細胞から老化する
第2章 脳はニューロンだけでは働けない
第3章 アストロサイト ~脳を陰で支配する~
第4章 オリゴデンドロサイト ~ニューロンの命運を握る~
第5章 マイクログリア ~脳内環境を整える~
第6章 神経幹細胞 ~グリア細胞・ニューロンに分化する~
第7章 集中系と分散系 ~脳の2つのネットワークを上手に使いこなす~
第8章 間違った脳の使い方が、老化を加速させる
第9章 精神的ストレスから脳を守る技術
第10章 グリア細胞から見た覚醒と睡眠
第11章 グリア細胞を護ることは、脳を守ること
一般的に脳といえば「ニューロン」が脚光を浴びてきたが、じつは、メンテナンスをはじめ、思考や記憶、学習、情動…など、重要で、多岐にわたる働きを持つのは、”陰の立役者”ともいえるグリア細胞であった。このグリア細胞の脳における存在意義と役割を知らないと、誤った使い方をしやすく、どんどん脳の寿命を縮めてしまう――。
現役脳神経外科医が解説する、グリア細胞からみた新しい“脳の守り方”。
《目次》
第1章 脳はグリア細胞から老化する
第2章 脳はニューロンだけでは働けない
第3章 アストロサイト ~脳を陰で支配する~
第4章 オリゴデンドロサイト ~ニューロンの命運を握る~
第5章 マイクログリア ~脳内環境を整える~
第6章 神経幹細胞 ~グリア細胞・ニューロンに分化する~
第7章 集中系と分散系 ~脳の2つのネットワークを上手に使いこなす~
第8章 間違った脳の使い方が、老化を加速させる
第9章 精神的ストレスから脳を守る技術
第10章 グリア細胞から見た覚醒と睡眠
第11章 グリア細胞を護ることは、脳を守ること
著者紹介
岩立康男(いわだてやすお)
1957年東京生まれ。千葉大学医学部卒業後、脳神経外科の臨床と研究を行う。主に、脳腫瘍の手術と、グリア細胞が腫瘍化した「グリオーマ」の研究を行い、その悪性化の分子機序、免疫学的治療と腫瘍微小環境の変化などに関する論文多数。正常グリア細胞がグリオーマの進展を抑えていることに着目し、治療に応用してきた。
2016年から千葉大学脳神経外科学教授。2017年には、グリオーマ細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会(Congress of Neurological Surgeons)の腫瘍部門年間最高賞を受賞。
2016年から千葉大学脳神経外科学教授。2017年には、グリオーマ細胞の治療抵抗性獲得に関する論文で米国脳神経外科学会(Congress of Neurological Surgeons)の腫瘍部門年間最高賞を受賞。
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